2 撮影技術編>>1 カメラの設定

2005年09月02日

レンズ

コンパクトカメラでは広い範囲が写るワイド側がメインのカメラが多いようです。
商品撮影にはワイドレンズは向きません。
ワイド側で撮影すると商品が不自然に歪んでしまいます。

極端な望遠レンズは必要ありませんが、35mmカメラ換算で70mm以上(カメラ屋さんに聞いてもらえればわかるはずです)くらいはあったほうがいいでしょう。

機種によってはデジタルズームという機能が搭載されているというカメラもあります。
この機能は全く意味のない機能なので使わないでください。
デジタルズームは画像の一部分だけを切り取って拡大しているだけなので、画質が低下してしまいます。
つまり、後から画像処理ソフトなどでトリミングをするのと全く同じことです。
お持ちのカメラにデジタルズーム機能がついていたら、この機能が使えないように設定した方が間違いがなく確実です。

既にお持ちのカメラで撮影するときは光学ズーム(レンズによるズーム機能)の一番望遠側に設定しましょう。

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2005年09月09日

ホワイトバランス設定

ホワイトバランス(WB)を撮影する光源の色に合わせます。

グレーカードまたは白い紙を撮影する光源の前におき、カメラのホワイトバランスをあわせます。
合わせ方やその呼び名(プリセット、マニュアルWB等)はカメラによって違いますので、詳しくはお使いのカメラの取扱説明書を参照してください。
wb.jpg
このようなマークで表記されることもあります。

実際にある程度ライティングが完成してから、商品の前にグレーカードや白い紙を置いて合わせた方が、より正確です。

投稿者 nabephoto : 23:19 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月12日

露出の設定 1

写真の明るさ(露出)を決める要素には、感度(ISO)・絞り(F)・シャッタースピードの3つがあります。

感度は元々フィルムの光に対する変化のしやすさです。
数字が大きければ暗いところでも撮影できる反面、粒子が粗くなってしまいます。
デジタルカメラでもフィルムと同様で、感度を上げると画質が荒くなってしまうため、通常はISO100程度に設定しておいた方がよいでしょう。

絞りはレンズの中にある光を通す穴で、その穴の大きさをFで表します。
F値が大きくなると(穴が小さくなると)光が通る量が少なくなり、暗くなります。

シャッタースピードはシャッターの開いている時間で、本来1/30、1/60のように分数で表すのですが、カメラによっては30、60のように分母の数字のみで表されている場合もあります。
1/60とは1/60秒間シャッターが開いているという意味になります。
分母の数字が大きくなる程、シャッターの開いている時間は短くなり、暗くなります。
シャッターの開く時間が長くなれば写真は明るくなりますが、動いている物はぶれてしまいますし、カメラが動いてしまうと手ぶれがおきますので三脚を使用して下さい。
レンズや技術、カメラの形状によっても異なりますが、1/30以下の場合は三脚を使用した方がよいでしょう。

露出(写真の明るさ)はこの3つの要素の相関関係によって決まります。
例えば以下の条件は全て同じ明るさとなります。
    ISO100・F11・1/60
    ISO100・F8・1/125
    ISO100・F16・1/30
    ISO200・F11・1/125
    ISO200・F16・1/60

ただし、ストロボ光での撮影の場合は数百分の1の瞬間的な光ですので、シャッタースピードは関係ありません。
あまりシャッタースピードが速すぎるとストロボ光とのタイミングが合いませんし(同調)、遅すぎると周囲の光が影響してきますので、1/60程度に合わせてください。

投稿者 nabephoto : 19:38 | コメント (0) | トラックバック